
僕もパワハラが原因で公務員を辞めました…。
「上司がきちがいで職場に行きたくない…。」
「やらなければいけない仕事が多く、毎日追われているようで辛い…。」
この記事はパワハラを受けている人やブラック企業に勤めていて、日々悩んでいる人に向けて書いている記事になります。
突然ですが、公務員の魅力って皆さんはどんなところだと思いますか?
人によって違うと思うのですが、個人的には公務員っていう仕事は安定してるし、それなりに高い給料がもらえる点が最大の魅力(?)だと思っています。
だから実際問題かなり辞めにくいですよね…。
でも、お金のために仕事をするというのは当然の考え方だと思うのですが、僕はお金の為だけに神経をすり減らして日々鬱々とした気持ちでパワハラに耐えるのは良くないと思うんですよね。
いっそのこと自分の新しい道を切り開いて、楽しい人生を模索していく方がずっと良いと思うんです。
以前テレビで(番組名は忘れましたが💦)中田英寿選手のインタビューが放送されていました。
中田選手と言えば当時最強と言われていたイタリアリーグで日本人として大活躍した選手です。
中田英寿選手は、2006年のワールドカップで敗退が決まるとともに電撃引退をしてしまったのですが、その時の中田選手の年齢は29歳だったと思います。
余力を残して引退…その理由の一つをインタビューで次のように語っていました。
「今までサッカーがずっと好きでやってきたけど、以前のように楽しめなくなってきた。」
「このままサッカーをお金のために続けてもしょうがないし…。」
とおっしゃってました。
ちなみに引退してからの中田選手は精力的に活動をされており、
・FIFA親善大使
・東ハト執行役員
・JAPAN CRAFT SAKE COMPANYの社長
と色んな役職を勤めています。
僕はこのインタビューでの中田選手の発言にすごく共感してしまいました。
公務員として「安定したお金を得る」という代償としてパワハラを受け、ブラックな職場に定年まで勤め、苦しみながらやる必要があるのかなぁ…と。

お金のために無理をして仕事を続ける必要はないんじゃいか?というのが僕の率直な意見です。
僕は、上司にパワハラを受けたということに加えて、職場自体がブラックな官公庁だったので退職を決意したのですが、後悔はそれほどありません。
むしろ、今は本当に心穏やかな自由な時間を手にすることができました。
ただわずかな後悔というのは存在するのは事実です(後ほど説明しますね!)。
もし、これを読んでいる方で公務員を辞めたい…と思っている人がいれば、僕の方からアドバイスをしたいことがあります。
心を込めて記事を書いてみたので、是非目を通していただけたらな、と思っております。
公務員の悩みで一番多いのはパワハラという事実
18年度国家公務員、職場悩み相談 332増1443件、パワハラ25%
中央省庁などで働く国家公務員が2018年度、人事院に寄せた職場の悩み相談は前年度比332件増の1443件で、統計を始めた1951年度以降最多となったことが分かった。14日に公表された年次報告書(公務員白書)に掲載された。相談内容はパワハラが25.4%を占めトップだった。
引用元:SankeiBiz

上の引用は国家公務員の職場悩み相談に関するもので、パワハラが悩みごとのトップという結果になっているみたい。
本当にパワハラで苦しんでいる公務員の人は多いんだね💦

仕事が嫌になる原因って色々あると思うけど、大部分がパワハラを含む人間関係によるものなんだね。
先日、知り合いの個人経営者さん(床屋さんです)と話をしていた時にその経営者さんが雇われていた時の話をしてくれて、「勤めの最大の問題(悩み)は人間関係だよね。どこにいっても嫌な上司や先輩っているし。」という話になりました。
公務員でも会社でも勤める人の悩みの種は、やはり「人間関係(パワハラを含む)」ということなんでしょうね(>_<)
じゃあ公務員を辞めていいのか?|結論、準備をしっかりすれば辞めても良い

準備って何?具体的にどんなことなの?

具体的に言うと、公務員を辞めたいとある程度腹を決めているならまず
➀家族に話す
➁会社に行かない
➂在職中に転職活動をする
という順番に準備を進めておくのが大事かな。
まずは家族に公務員を辞めたいことをしっかり話す
まず公務員を辞めるために1番最初にやっておくことは、家族にしっかりと話をすることです。
公務員を辞めた後のことを考えてみてください。
大切な家族と過ごす時間を大切にしたいって感じますよね。
そんな幸せな家族との時間を過ごしたいなら、信頼関係はなにより重要です。
だから家族に黙って一人で公務員を辞める準備をするは絶対にやめてくださいね。

家族に黙って辞める準備をすると信頼関係が壊れてしまうかもしれません。
公務員を辞めた後も家族とは仲良くやっていきたいですよね?
会社に無理に行く必要はない|ここでもがきましょう‼
家族にも話をして、理解を勝ち取れたならもはや無理をして会社に行く必要はありません。
もしあなたがパワハラで仕事に行きたくない(いけない状態)なら休職届を会社に出しましょう。
その際に医師に書いてもらった診断書を提出しましょう‼(うつ病などであれば、「○カ月の休職を要する」みたいな感じでお医者さんに書いてもらう)
公務員であれば90日間の病気休暇が認められています。
そして90日間の病気休暇のあと症状が良くならないのであれば、続けて「休職(病気休暇ではない)」の手続きを取り、病気休暇と合わせて1年間給料が発生する状態が維持できます。
公務員を辞めたいあなたはすぐに辞めないで、できればここまでもがいてもらいたいのです。

僕は最初に後悔していることがあるって言ったけど、辞める前に休職をしておけばよかったということを唯一後悔していることなんだ。
ちなみに休職中の給料の関係は
・病気休暇~100%支給
・休職~約80%支給
・休職1年後から3年まで~無給(※ちなみに3年経つと失職します)
となっているので1年間は給料をもらいながら休職できるというわけです。
結構美味しいと思いませんか(笑)
あと、休職することのもう一つのメリットは「あなたにパワハラを加えた上司に責任を感じさせる。」というプチ報復を行えるということです。
私も性格が悪いですね(笑)
でも、あなたが公務員を辞めたいと思う原因となったパワハラ上司がいれば、その責任を感じさせてやったほうがいいと思います。
場合によってはパワハラ行為の責任として処分が下されたり、その上司がどこかに飛んでくれる可能性だってあるんですから。
あなたにパワハラを行った張本人がいなくなれば、あなたも「もう少し公務員を続けてみようかな…」と思える可能性もありますし、休職するのは有効な手段の一つだと思います。
在職中に転職活動をしよう‼
基本的には休職が会社に認められた時点で、転職活動を始めるのがベストなのではないでしょうか?
まあ、休職が嫌なら仕事をしながら転職活動をするという方法もありますので、職場に迷惑をかけたくないという場合は仕事をしながら転職活動をしても良いと思います。
一番良くないパターンは、転職先が決まらいうちに公務員を辞めてしまうことです。
当然考えられるのは経済的なリスクです。
収入減が無くなると精神的には結構プレッシャーになります。
あせるあまりに自分の求める条件を妥協してしまったり、それこそブラック企業に入ってしまったなんてことになれば、転職する意味はまったく無いですから。

在職して給料が発生しているうちに転職先を決めてしまうのが良いと思います。
まとめ
僕自身は10年以上務めた公務員を休職や転職活動をしない内に退職をしましたが、本当に今はパワハラもなく、心穏やかな日々を過ごせています。
ただ後悔をしている点としては、公務員の充実した休職制度などを利用せずに辞めてしまったことです(>_<)
公務員を辞めたいと思っている人で、この記事を読んで休職制度や在職中の転職活動のことについて、少しでも役に立ったと感じてくれる人が一人でもいれば嬉しく思います。
なお余談ですが、休職中・在職中に転職活動をするのであれば、転職エージェントの利用がオススメです。
利用は完全無料で、転職のプロがあなたの希望にあった会社を紹介してくれるサービスです。
他にも、
・書類選考や面接についてのアドバイスがもらえる
・給与面など言いにくいことの要望も企業側と調整してくれる
・非公開の優良企業の求人もある
・転職に関わる相談に乗ってくれる
などさまざまなメリットがあります。
本気で転職をしたいという方は無料なので是非一度利用をしてみるといいと思います。
以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
また次の更新でお会いしましょう(^_^)/~